株式会社ハナガタ JA EN

HGWorks

2022年4月号

HANAGATA Works! Vol.3(雷鳥の里 シュリンク包装)

春のにぎやかな雰囲気から夏に向けて青々と茂り始める季節が徐々に全国へと広がってまいりました。蔓延防止等重点措置も解除され、ゴールデンウィーク目前ということもあり旅行を計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、今年で誕生から50年を迎える 信州のお土産として定番の「雷鳥の里」やオリジナルの観光みやげ品の製造・卸を行う「有限会社 田中屋」様に取材をさせていただきました。

企業プロフィール

企業名有限会社 田中屋
創業1975年3月
事業内容観光みやげ品製造卸
住所〒398-0002 長野県大町市大町1577
TEL:0261-22-3020
FAX:0261-22-4803
フリーダイヤル:0120-01-3020
販売店舗【お車でお越しのお客様】
  県内高速サービスエリア
  県内主要道の駅
【JRでお越しのお客様】
  県内主要駅売店(キオスク)
【観光でお越しのお客様】
  主要観光お土産店
  主要ホテル・旅館売店

包装機械の導入目的・成果

長野県のお土産品として有名な「雷鳥の里」は、長年愛されている定番の商品です。有限会社田中屋様では、これまで包装作業を人手行っていた為、多い日でも"約7万個"の出荷が限界とのことでした。直営通販は行わず、ほとんどが卸問屋や地元のお土産店、サービスエリア等に出荷されており、「新たに店頭に並べたい」と新規のお店からオファーがあっても、これ以上増産できない為、断ることが多かったそうです。

2020年 コロナウイルス感染症の影響に伴いインバウンド需要が激減し、約70%減産。更に追い打ちをかけるように卸問屋からの返品要請も受け入れた為、店舗だけではさばき切れない在庫を抱える事態に陥りました。この危機に対して、地元ネットワークやテレビ等でのPR戦略を行ったことから、長野県全域から購入の申し込みが殺到、自社努力と地元の支えがあって無事全数完売できたとのことです。この困難を乗り切ることができたおかげで、2022年「雷鳥の里」は誕生50年を迎えられました。

現在は、観光需要回復の兆しから需要拡大し、新たなオファーも増加。今後予想される様々な事態に対応できるように生産工程を見直しを図り、ボトルネックであった包装工程を自動化し、出荷量を増加させることを決定されました。そこで包装機械を検討される中で、弊社包装機械を導入いただく運びとなったのです。

今回導入させていただきました機種は、L型自動包装機「SHP-15」と シュリンクトンネル「HT-04010B」。HP-10よりも小さいサイズに対応 且つ 高速タイプの包装機械です。そこにプラスして、包装機供給前に 印字システム(IJP)を搭載したコンベアを接続した包装ラインとして導入いただきました。

図: 左側 シュリンクトンネル HT-04010B / 中央 L型自動包装機 SHP-15 / 右側 印字システム( IJP )

実際に包装中のところ、許可をいただき撮影させていただきました。

今回、有限会社 田中屋様では 包装ラインを導入いただくことでボトルネックであった包装工程が改善されました。

【 包装速度の向上 】

以前までは、ガゼット袋(マチ付きの袋)に製品を入れ、口をキャラメル包装のように綺麗に折り込み、端をテープ留めしているので、人手と時間がかかっていました。

自動化することで、供給ラインに箱を置くだけで印字から包装までされるようになりました。

手動時の最大出荷数 約7万個から、自動化することで出荷数を 大幅 に上乗せを実現致しました。

その他にも良い効果を実感いただいております。

【 ① 生産量の均一化 】

手動時の生産量は、作業者や作業者の体調・作業人数によって流動的でしたが、自動化することで、生産量が均一化され、数値化が可能になりました。

【 ② 製品保護性の向上】

袋のテープ留めからシュリンク包装にすることで「製品保護性」を向上。お客様が手にする製品に"更なる"安心を加えてお届けすることが可能となりました。

【③ 環境配慮パッケージ 】

包装形態全体を見直すことで、以前よりも包装資材の厚みや使用量を削減し、環境に配慮したパッケージに変わりました。

結果、シュリンク包装ラインを導入されたことで、販売先の増加にも対応できるだけの "出荷能力"向上させ、より多くのお客様に"安心・安全"な商品をお届けすることを可能としました。

「雷鳥の里」を箱を開けると雷鳥が入っているのはご存じでしょうか。 その雷鳥の裏面には検品者の判子が押してあり、購入された方・お土産としていただいた方が開封された際、「安心して食べてください」という思いを込めて入れるようになったそうです。

お客様を思い、地元に愛される商品を多く販売しておられる有限会社田中屋様で弊社の包装ラインを活用していただき、更に多くのお客様に商品を届けるお手伝いが出来ることを心から嬉しく思います。

営業担当 東京営業所 羽村

 ハナガタの包装機械は、その時々のニーズに合わせてご提案させていただきます。今回は包装量増加と製品の保護を目的とした導入事例をご紹介致しましたが、別の「こだわりポイント」をお持ちの皆様! 是非一度、ハナガタまでお問い合わせください。 「こだわりポイント」を叶える 包装機械をご提案致します。

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