Focus
2022年8月号
HANAGATA Works! Vol.4(カタヌキ小箱 シュリンク包装)
日本には、世界に誇る伝統文化が数多くあり、これらの文化は日本という国の魅力を示す代名詞にもなっています。
今回は、そんな日本文化の一つとも言える、お祭りや駄菓子屋でよく見るカタヌキ菓子を国内で唯一生産されている「株式会社ハシモト」様を取材させていただきました。
企業プロファイル
企業名 | 株式会社ハシモト |
創業 | 株式会社として1993年創業 カタヌキの製造は1960年 |
事業内容 | カタヌキ菓子の製造 |
本社所在地 | 〒557-0051 大阪市西成区橘2-1-41 TEL. 06-6656-5828 FAX. 06-6651-8845 |
包装機械の導入目的・成果
ハシモト様では、カタヌキ菓子が入った小箱を1日に1500個以上、開封防止のため縦方向に包装することを考えておられました。しかし、小さく軽いアイテムのため、どのメーカーでも包装機の製作が難しく困っておられました。
そこでハナガタが商品に合わせた唯一の特注機をご提案させていただきました。
長らくハナガタの包装機を使用していただいておりましたが、機械の更新の際に昨今の人手不足・作業者の高齢化により、包装機へのオペレート人員を割くことが厳しくなってきているという相談を受け、「更なる包装業務の自動化、及び効率化」に対応した包装設備が求められました。
そこで今回、包装機「HP-052」に商品の自動供給用カートリッジを導入し、ご要望に合わせカスタマイズさせていただきました。
図:左手前 自動供給用カートリッジ / 中央 スリーブ包装機 HP-052 / 右奥 トンネル TN-350
実際に包装中のところを許可をいただき撮影させていただきました。
今回、自動供給用カートリッジを導入いただいたことで、 「人手の削減」「業務効率と生産量UP」という効果を発揮しました。
【 2~3人で製品供給、取り出しを行っていたのが… 】
【 自動供給になり人手削減、業務効率と生産量UP 】
商品供給をカートリッジ式にした事で一定数を自動で供給することができるようになりました。
それによって、以前まで2~3人で行っていた製品供給を1人がカートリッジを取り換えるだけで済むようになり、人手の削減、生産量UPにつながりました。
また業務効率が向上し、包装業務にかける時間が3時間以上短縮され、その分他の業務が可能になりました。
シュリンク包装に欠かせないフィルム
導入当初は、使用する包材もポリ塩化ビニルフィルムしか対応できませんでしたが、これが入手できなくなったタイミングで「東洋紡株式会社」様の「スペースクリーン®」という縦一軸収縮の唯一無二のフィルムを採用することにより、従来通りの包装形態を継続できました。
オンリーワンメーカーの使命
ハシモト様のオンリーワン製品の包装ご要望を、弊社のオーダーメイド能力及び、東洋紡株式会社様の独自のフィルム開発力といった、サプライヤーが持ちうるオンリーワンの能力でお応えすることができました。今後も様々な業界へのオンリーワンにお応えすることを目指し、お客様に貢献できる企業を目指してまいります。
ホームページ・通販サイト
株式会社ハシモト 様
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東洋紡株式会社 様
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