株式会社ハナガタ JA EN

Focus

2022年11月

ハナガタの新たな挑戦(ロングライフパッケージ)

新たな挑戦までのプロセス

コロナウイルス感染症が全世界に拡大した頃から、半導体不足や海上運輸の混乱等が発生し、あらゆる業種で様々な問題が発生しました。 3年経った現在でも、影響が出ている為、企業ごとに通常活動を行えるように様々な対策を講じられています。

問題の一つが機器部品の「長納期化」です。生産停止・減少や供給不足の原因になりうる「長納期化」を軽減する為の対策として、車や電気機器に使用されるあらゆる部品を「長期保管」する企業が増えてきております。

時流の流れから「包装のニーズ」を考え、弊社から皆様へ「新たな提案」として、金属部品の「ロングライフパッケージ」をご提案させていただくことに致しました。

金属製品は、長期保管することで品質劣化が進み、出荷・使用前の再検品はもちろん場合によっては使用不可になるケースが予測された為、今まで長期保管を敬遠されていました。ですが、今回の「ロングライフパッケージ」では、製品を包むだけで劣化防止に貢献出来る為、幅広い金属製品や電子部品を対象に提案いただけると考えております。

今までのような展示会での発表・実演だけでなく、弊社の提案する「ロングライフパッケージ」をより知っていただく為、弊社へお客様をお招きし、プレゼンテーション形式でのパッケージの紹介、実機を使用したパッケージの実演 等を行うこととしました。

ハナガタの挑戦  ~ 新パッケージで新たなニーズ開拓 ~

今回ご紹介するのは「ロングライフパッケージ」は、包装することで"防錆効果"を付与する「防錆フィルム」+「脱気包装」のパッケージとなります。

今回、フィルムメーカーの「 株式会社GSIクレオス 」様からアドバイザーをお呼びし、防錆フィルム「BioCor」についてご紹介いただきました。

その後、弊社からは「BioCor」を使用した「脱気包装」を手動機で実演し、脱気包装サンプルをご確認いただきました。

事前にご予約いただき、1組毎にご提案させていただくことで、お客様から様々な気兼ねないご質問やご意見等 をいただくことができました。

率直な声・新たな気づき

今回、お客様から販売店様 等 幅広くご来場いただき、皆様「ロングライフパッケージ」という構想に関心を持っていただき、今後の導入や提案、現在のニーズを伺うことができました。

① 販売店様からは、「防錆」に関する提案は、既に「防錆油」「防錆紙」を使用しているお客様にしかご提案していなかったが、これからは長期保管が見込まれる「様々な業界」へ 新たな提案 ができる とお声をいただきました。


② 今回の「脱気包装」に捕らわれず、「防錆フィルム」のみで袋詰め包装ができるのか。 というご質問に その場でL型自動包装機に防錆フィルムをセットし、実演したところ「パッケージの提案幅が広がった」 とお声をいただきました。


③ 現行の「防錆材の切り替え提案」だけでなく、「防錆フィルムを取り入れた自動包装化提案」という形で現行のユーザーにも「一歩進んだ提案ができる」と喜びの声もいただきました。

大型展示会への出展

弊社でのイベント開催後に出展した 東京パック2022 では、「ロングライフパッケージ」をメインテーマとし、脱気包装の実演だけでなく、機械設備で使用するような金属部品を想定し、「長尺製品」に対応した自動包装機に防錆フィルムを用いた実演も行いました。

ロングライフパッケージとして、様々な手法を実演させていただいたことで、お客様からは多くの反響をいただきました。

新たな挑戦は続く

ハナガタでは、「ロングライフパッケージ」プレゼン会の次回開催を計画しております。 日時が決定いたしましたら各営業所並びにホームページでご案内させていただく予定です。

ご来場いただいた際には、実際に見て・聞いていただき、皆様が率直に感じたご意見を頂戴できればと考えております。 ついては、頂戴したご意見を元に "更に一歩踏み出したパッケージ" を創造し、皆様へ 「新パッケージ」としてご提案していく。 この流れを絶やすことなく続けてまいります。

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