Focus
2023年4月号
名古屋 ものづくりワールド 出展レポ
いつもお世話になっております。 また、ハナガタホームページを閲覧いただきありがとうございます。皆様から長年ご愛顧いただき、弊社は今年で創立 75周年 を迎えることができました。
今年のスローガンは
”できたらいいな”を『カタチ』にするハナガタです
記念すべき75周年の最初を飾るイベントは、名古屋で開催されました 「ものづくりワールド」です。
コロナ禍で展示会中止や規制等が多い3年間を越え、以前のような人で賑わう展示会で皆様に是非ご紹介したいと考え、シュリンクトンネルの新機種展示はもちろん、各地で開催しておりました「防錆パッケージ」も実演を行いました。
防錆パッケージ
昨今、製造業などで部品の欠品防止の為「長期保存」等を行い、 企業活動を停止させない取り組みを行っています。ですが、金属を使用する部品では「錆」が原因で生産に支障をきたすケースがある為、様々な対策を行っておられます。
今回 弊社が提案するのは 製品を ”包む” だけで簡単に 防錆対策 ができる 『防錆フィルム』を使用した"ロングライフパッケージ"です。
現地での商談風景
防錆長尺サンプル包装実演
本機 フレックス包装機 HG-7は、1mを超える製品 長尺製品にも対応し、投入するだけで自動的に製品の袋詰めを可能とします。 使用するフィルムを『防錆フィルム』にすることで水・汚れだけでなく防錆にも効果を発揮します。パッケージの種類としては、「袋詰め包装」や「シュリンク包装」の両方をご提案させていただきました。
防錆フィルム 「BioCor」
「BioCor」は、MetPro社製の防錆フィルムです。株式会社GSIクレオスに会期中もご協力いただき、BioCorをご紹介させていただきました。
BioCorは高い防錆性を持ち、ドイツ自動車メーカーによる防錆性能評価では最高評価を得る裏付けもされております。
また、他社製の防錆フィルムと異なり、アミンや亜硝酸塩を使用せず、ココナッツやクランベリーといった植物由来原料を主成分としております。
食品衛生法の資格基準も満たしており、食品とフィルムの接触にも心配がなく、環境や身体への安全性に配慮された製品です
省エネシュリンク
2023年2月に発売した、シュリンクトンネル「T-250Eco」を展示会にて初お披露目させていただきました。シュリンクトンネル T-350Ⅱと比較して、”省電力” ”静粛性向上” ”省スペース” を実現しており、電力量は、約27%Down を実現させました。
防錆フィルムを使用した台紙包装実演
省電力モデルでの仕上がり
シュリンクトンネル T-250Eco 紹介ページは
右の画像をクリックいただくと閲覧いただけます
ハナガタからの提唱
- 対象製品の『サイズ・種類』に応じて最適な包装パッケージをご提案致します。
- 包装に求める『目的』をお聞かせください! オーダーメイドで実現致します。
- 『防錆・省エネ・省人化』 様々なご要望に世界で1台だけの包装ラインでお応え致します。
展示会の反響
4月12日~14日の3日間ではございましたが、弊社ブースに多くの方がお立ち寄りいただきました。展示会の風景やいただいたお話などを少しご紹介させていただきます。
会期中風景
ご来場者様からのご意見
会期中は多くの方にご来場いただきましたが、その中からほんの一部ですが、お客様からの声をご紹介させていただきます。
防錆油や防錆紙は、副資材へのコストや作業の手間をどうするか常に検討されていた。防錆フィルムで包装することで効率化が図れるかもしれない。
手作業で包装作業をしており、重量のある製品の時は四苦八苦している。置くだけなら効率化はもちろん、生産量も安定できそうだ。
防錆フィルムの中に食品衛生対応しているものがあることを知らなかった。食品加工向け機械や医療向け機械の部品包装に使用できそう。
海外輸出用に防錆対応は必須。包むだけで防錆出来ることで今まで以上に容易になりそう。その上、食品衛生にも対応しているなら、お客様へのPRポイントにもなりそうだ。
現在、防錆油塗布した後、PE袋に袋詰め包装しているが、防錆フィルムを使用すると手間が随分と削減される。しかも製品が多種あっても対応できるため、十分な効率化が図れそうだ。
長さが5m位ある鉄製長尺品を包むのにいつも苦労しているが、この包装ライン通りなら作業が楽になるだけでなく、防錆対策も両方1ラインで実現できそう。
防錆フィルムを活用した「ロングライフパッケージ」はもちろん、長尺製品に対応する包装ライン、台紙L型シュリンク包装ラインを現地で実演させていただきました。弊社では、ニーズに最適な「オーダーメイド包装ライン」をご提案が可能です。少しでもお越しいただいた方のお困りごとに対して、解決策の1つになれればと考えております。
今後の展開
防錆パッケージのご提案は、展示会だけでなく、各拠点でイベントの開催を予定しております。
また、今回いただいたご意見やご要望にも対応できるよう、これからも新たなパッケージ開発に邁進し、皆様に「新パッケージ」としてご紹介できるよう努めてまいります。
<2023年度 展示会出展予定>
〇 2023年6月 北海道 札幌パック2023
〇 2023年10月 東京 JAPAN PACK 2023
〇 2023年11月 福岡 九州 ものづくりワールド 2023
包装に関するお困り事、ご相談は皆様の "できたらいいな"を『カタチ』にするハナガタへ お気軽にご一報ください。