株式会社ハナガタ JA EN

Focus

2021年 4月号

オーダーメイド包装機のハナガタ

オーダーメイドを支える体制

ハナガタは、包装機メーカーとして唯一 「設計」「部品加工」「塗装」「組立」「電気制御」「販売」「アフターサービス」といった全ての工程を自社内で完結できる“一貫生産体制”を整えております。
なぜ“一貫生産体制”を整えることができたのか。それは、弊社創業まで遡ります。
製造に関する知識や経験は、昭和23年 包装機械製造に関わる前身である 精密板金加工業を生業としていた時から脈々と伝承しており、現在では、「鋳物」と「メッキ」以外の全てを加工可能とした製造部門を揃え、「製造業のデパート」と表現できる位、幅広い技術を保持しております。Focus 2020年3月号では、弊社の製造工程にフォーカスし、設備や作業工程、包装機が完成するまでを詳しくご紹介させていただいておりますので、是非ご覧ください。
また、包装に関する知識や経験は、昭和39年 シュリンクトンネルの販売から始まり、フィルム包装機の基礎技術を培い、昭和56年にはL型自動包装機 HP-10を世に送り出して以来、50年以上にわたり多くのお客様のニーズを形にすることで、蓄積し今日まで進んでまいりました。
この2つの技術・知識・経験が噛み合うことで、「手動」「半自動」「自動」といった包装機械の一般的なカテゴリの枠に囚われない「独創的な」フィルム包装機を、お客様のニーズに応える為にプラスチックフィルムの歴史と共に新しい技術を開発し続け、これからも他では提案ができない世界で1台だけの包装機械を生み出し続けてまいります。

お客様のニーズから誕生した包装機械

今回は弊社が今まで開発してきた包装機械の中から “市場からの要望” や “世相” を反映させた、オーダーメイド包装機の実績の中からいくつか事例を紹介させていただきます。

トップフリーシュリンク包装機 HP-I-100

トップフリーシュリンク包装機 HP-I-100 実機
実機
トップフリーシュリンク包装機 HP-I-100 包装イメージ
包装イメージ

お弁当の容器と蓋の境目を覆うことで、「異物混入」や「抜き取り防止」を目的として開発致しました。全面ではなく、境目だけを覆うことで“環境への配慮”と“ランニングコストの削減”を実現致しました。このパッケージは、縦収縮PETシュリンクフィルムという新しい特性のフィルムに着目し、新しいカテゴリのパッケージマシンをアレンジしました。コンパクト性とイージーオペレーションを目指し、あえてセミオート機を世に送り出しました。

フレックス包装機 HG-7FA

フレックス包装機 HG-7FA 実機
実機
フレックス包装機 HG-7FA 包装イメージ
包装イメ ージ

敷きマットや反物といったロール状に巻かれて、長さのある製品をコンベアに置くだけ個包装致します。 「製品保護」はもちろん、シュリンクトンネルと組み合わせることで「製品形状維持」もお手伝い致します。
それだけでなく、自動段取り替え機能も搭載しており、製品検知時に登録しているデータを参照し、最適な段取り替えを自動で行う為、径違い製品のランダム包装が可能となりました。誰が操作しても同じ仕上がりとなるフルオート包装機です。

白菜専用包装機 HS-T42

白菜専用包装機 HS-T42 実機
実機
白菜専用包装機 HS-T42 包装イメージ
包装イメージ

昨今 核家族化が進み スーパーに陳列されている白菜やキャベツといった葉物野菜は1個ではなく、1/2カットや1/4カットされて販売されるのが主流です。毎日たくさん並べられている野菜ですが、現在でも1点ずつ人手で包まれているところも多くございます。ですが、昨今の世相から「人員の確保が難しい」「作業場を作業員で3密にはできない」といった中、生産性を向上させたいといったお客様のニーズにお応えすべく開発した 日本初” の白菜専用自動包装機です。もちろん 1/2、1/4、1/6カットにも対応した汎用性を備えております。

バキューム式 マルチパック

バキューム式 マルチパック 実機
実機

バキューム式 マルチパック 包装イメージ
包装イメージ

弊社の包装機械を導入する目的として、約3割を占める理由が「集積・結束をしたい」というご要望から提案をさせていただいております。そのうちの大半はシュリンク包装を活用いただいておりますが、設置スペースや熱をかけたくないといった問題でシュリンクができない場合でも「集積・結束包装」を実現できるようにバキュームを使用した真空状にする全く新しいコンセプトの自動包装機を開発致しました。仕組みや詳細は、【 Focus 2021年2月号 】をご覧ください。

巻きスリーブ包装機 HS-R051

巻きスリーブ包装機 HS-R051 実機
実機
巻きスリーブ包装機 HS-R051 包装イメージ
包装イメージ

「もっと使いやすく」「もっとランニングコストを安く」「もっとコンパクトに」といった皆様の声から【シンプルだから良い包装機械】を開発しました! 暖簾型スリーブ包装とは異なり、シングルフィルム1本仕様でコストを削減し、熱刃を使用したシール&カットを行わない為、シールミスが発生しない上、消費電力が削減され省エネに貢献。しかも、イージーメンテナンスで使いやすく致しました。仕組みや詳細は、【 Focus 2020年1月号 】をご覧ください。

シュリンクトンネル

シュリンクトンネル 実機
実機
シュリンクトンネル 包装イメージ
包装イメージ

単体でも包装機とセットでも活躍するシュリンクトンネルです。機長・炉長はもちろん製品に最適なスペックでオーダーメイド対応致します。現在では、省エネ対応機能も標準装備し、環境に配慮した包装機として進化しております。シュリンクラベルやプレフォームラベルにも対応できる世界で1台だけのシュリンクトンネルをご提案致します。

包装機械周辺アプリケーションも充実

ハナガタといえば「包装機械」「シュリンクトンネル」と皆様に覚えていただき、社員としても鼻が高いところです。ですが、弊社はお客様のご要望次第では上記以外の機械の製作致します。例えば、包装ラインに接続する「供給装置」「排出装置」や製品を集積する為の「集積装置」など 包装機械の周辺機器もオーダーメイド対応しております。「働き方改革」「人手不足」「3密回避」といった世相に応じたニーズを「カタチ」にして参ります。

世界に1台だけの包装機械をハナガタが全国・全世界へお届けします

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